子どもが継がない。
社内にも任せられる人がいない。
このままでは、会社をたたむしかないのではないか。
そう感じていても、すぐに廃業を決める必要はありません。
会社の数字、借入、個人保証、税金、従業員への影響を整理することで、
親族承継、従業員承継、第三者承継、スモールM&A、廃業のうち、
現実的な選択肢が見えてくる場合があります。
後継者がいない会社が最初にすべきことは、
「売るか、廃業するか」を決めることではありません。
まずは、会社に残っている選択肢を整理することです。
確認すべきことは、次の5つです。
後継者がいない会社の社長は、ある時点で必ず「この会社をどう終わらせるか」という問題に向き合うことになります。
子どもに継ぐ意思がない。社内に任せられる人がいない。自分の年齢や体力を考えると、あと何年続けられるか分からない。
そうなると、多くの社長は「廃業しかないのでは」と考えます。
しかし、廃業はあくまで選択肢の一つです。
会社に利益が出ているか。借入や個人保証がどれくらい残っているか。従業員や取引先との関係を引き継げる可能性があるか。地域の中で必要とされている事業か。
これらを整理すると、廃業以外の道が見えてくることがあります。
大切なのは、売却するか、廃業するかを急いで決めることではありません。まずは、会社に残っている選択肢を見える状態にすることです。
子どもは別の仕事をしている。無理に継がせるべきではないが、他の選択肢が分からない。
長く働いている社員や幹部はいる。ただ、経営者として借入や人の問題まで背負えるかは別。
会社を閉じること自体はできるかもしれない。しかし、従業員や取引先への影響を考えると、簡単には決められない。
大きな利益が出ているわけではない。借入もある。このような会社でも、誰かに引き継げる可能性があるのか判断できない。
相談すると、売却を前提に話が進みそうで不安。まずは中立的に会社の状況を整理したい。
事業承継、廃業、M&A、自社株、個人保証、退職金。考えることが多く、どこから手をつけるべきか分からない。
後継者がいない場合、最初から「売るか、たたむか」を決める必要はありません。
まずは、次の5つを整理することで、現実的な選択肢が見えてきます。
売上は安定しているか。利益は出ているか。社長個人の営業力に依存していないか。特定の取引先に売上が偏っていないか。
会社を誰かに引き継ぐには、決算書の数字だけでなく、利益がどこから生まれているかを説明できる必要があります。
金融機関からの借入がいくら残っているか。社長個人の保証が付いているか。後継者や買い手に引き継げる内容か。
後継者不在の相談では、借入と個人保証の整理が非常に重要です。会社を引き継げたとしても、個人保証が外れなければ、社長自身の不安は残ります。
株式を誰が持っているか。社長一人なのか、親族や他の株主がいるのか。過去の名義株や少数株主の問題が残っていないか。
第三者承継やM&Aを考える場合、株主構成が整理されていないと、話が進みにくくなります。
従業員を継続雇用できる可能性があるか。主要な取引先との関係は、社長個人に依存していないか。引継ぎ後も事業が回る体制があるか。
後継者がいない会社でも、従業員や取引先との関係が残せるなら、第三者承継の可能性が出てきます。
完全に引退したいのか。数年は関与を残してもよいのか。会社名や従業員を残したいのか。手元資金をどれくらい確保したいのか。
事業承継やM&Aでは、会社の条件だけでなく、社長自身がどう終わりたいかも重要です。
廃業するか、承継を目指すかを考えるとき、感情だけでは判断できません。会社を閉じた場合に何が残るのか。誰かに引き継いだ場合に、税金や借入がどうなるのか。社長個人の手元にいくら残るのか。
これらを数字で確認することが重要です。
後継者不在の相談は、まだ考えがまとまっていない段階で来られる方が多いです。
売るかどうか決めていない。廃業するかも決めていない。家族や従業員にまだ話していない。決算書や借入資料が手元にない。
そのような状態でも、初回相談は可能です。
後継者がいない場合、いきなりM&A仲介会社に相談することに不安を感じる社長も多いと思います。
まだ売ると決めたわけではない。会社の価値があるのかも分からない。廃業の方がよいのか、承継の可能性があるのかも判断できない。
そのような段階では、まず税理士法人で会社の数字を整理することが有効です。
GrowUpでは、売却を前提にするのではなく、廃業・承継・第三者承継のどれが現実的かを、税務・会計の視点から一緒に確認します。
利益構造、借入、資産、役員借入金などを確認します。
親族承継、従業員承継、第三者承継の前提になる株価を整理します。
金融機関別の借入、保証、担保を整理します。
資産売却、借入返済、税金、残余財産を確認します。
株式譲渡、事業譲渡、退職金の組み合わせを検討します。
必要に応じて、M&A、法務、不動産、金融機関との連携を考えます。
いいえ。廃業は選択肢の一つですが、会社の状況によっては、従業員承継、第三者承継、スモールM&Aなどの可能性があります。まずは利益構造、借入、個人保証、従業員、取引先の状況を整理することが大切です。
最初に考えるべきことは、「廃業するかどうか」ではなく、会社に残っている選択肢を整理することです。利益、借入、個人保証、株主構成、従業員、社長自身の希望を確認することで、親族承継、従業員承継、第三者承継、廃業のどれが現実的か見えてきます。
あります。親族以外では、役員や従業員への承継、外部の第三者への承継、スモールM&Aなどが考えられます。ただし、会社の財務状況や借入、後継候補の有無によって現実性は変わります。
はい。赤字だから必ず廃業というわけではありません。赤字の原因、取引先、従業員、許認可、地域性、保有資産などによって、整理できる選択肢は変わります。
主な問題は、株式の買い取り資金、金融機関借入、個人保証、経営者としての覚悟です。現場を知っている従業員でも、経営と保証を引き受けられるかは別問題です。
はい。むしろ、売却を決めていない段階では、まず税理士法人で数字と選択肢を整理する方が安心です。GrowUpでは売却を前提にせず、廃業や承継を含めて中立的に整理します。
はい。税理士には守秘義務があります。相談内容が家族、従業員、取引先に伝わることはありません。まだ誰にも話していない段階でもご相談いただけます。
まだ売却を決めていなくても大丈夫です。
廃業するかどうかを決めていなくても大丈夫です。
家族や従業員にまだ話していなくても、ご相談いただけます。
まずは、会社の状況と社長のお気持ちを整理するところから始めましょう。